ストレスとは、外部からの刺激によって心身に生じる反応を指します。ストレスの原因は、物理的・化学的なもの（気温、騒音、有害物質など）、生理的なもの（病気、空腹、睡眠不足など）、心理的・社会的なもの（人間関係、仕事・家庭の問題など）に分類され、日常生活では主に心理的・社会的なものが多くを占めます。

 

ストレスは必ずしも悪いものではなく、トレーニングや昇進、結婚、妊娠などの嬉しい出来事もストレスの原因となり得ますが、適度なストレスは心身に良い影響を与えることもあります。

 

しかし、長期間ストレスにさらされると、脳や体が緊張状態が続き、コルチゾールというホルモンの分泌が促され、心拍数や血糖値が上昇し、肥満や生活習慣病のリスクが増加します。放置すると治療が必要な病気に発展する可能性もあります。